ヤマネ

体長は6.1~8.4㎝、尾長は4~5.6㎝。夜行性で、主に樹上で活動する。木のうろや小鳥用の巣箱にコケなどを運んで巣を作る。リスに近いげっ歯目の一種で、鋭い前歯を持つ。雑食のため昆虫や果実、種子などを食べるが、あごの力や消化器官が弱いため軟らかいものしか食べることができない。寿命は3年ほど。生息する地域によってそれぞれ外見的な特徴があり、隠岐の中でも異なるグループとみられる個体が発見されている。冬になると、体温を外気とほぼ同じ温度まで下げて冬眠をする。日本固有の動物で、国の天然記念物に指定されている。

  • 分類

    ヤマネ科

  • 分布

    本州、四国、九州、隠岐(島後)