オキサンショウウオ

隠岐４島の中でも島後のみに生息する隠岐の固有種です。自然林の残る山地の渓流付近に暮らして、成体の体長は12～13㎝ 、体は赤紫色やあめ色で黄色の斑点があるもの、ないものと個体によって色合いはさまざまです。両生類である小型のサンショウウオは止水性と流水性のタイプに分かれるのが一般的ですが、オキサンショウウオは隠岐の環境の変化に合わせて流水性→止水性→流水性へと進化してきた過程が見られることから注目されています。また、最近の研究で島後の中でも遺伝的に違いがあることがわかってきています。