約600万年前、大規模な火山活動によって誕生した隠岐には古代から人々が住み、遙か3万年前から、矢じりなどの石器に用いられた「隠岐の黒曜石」を輸出していたようです。
古代の文化を受け継ぎながら、隠岐はやがて、時の天皇が配流となった遠流の島、北前船が風を待った海運の拠点港となり、多様で豊かな文化を形成しました。
古来より多くの人や文化が交わってきた島だからこそ、多様な伝統と文化が育まれ、今も継承されている隠岐の歴史・文化を紐解きます。
Lifestyles and Traditions 人の営み
太古の薫りと彩りをたたえた、一風変わった隠岐の文化。
その伝統は、島に暮らす素朴な人々によって、いまも守り継がれています。