2024.11.28

登山道整備ワークショップを開催しました!

大満寺山登山道整備ワークショップを開催しました!

 

10月27日と30日の2日間、大満寺山で登山道整備ワークショップを行いました。

このワークショップでは、隠岐の自然を守るための「近自然工法」という技術を学びながら、実際に整備作業を体験していただきました。隠岐をよく知るガイドをはじめ、地域のさまざまな職業の方々16名が参加され、隠岐の自然に関心を持つ方々が一緒になって取り組みました。


どんなことをしたの?

作業では、倒木があって歩きにくくなっていた箇所に階段を設置したり、ぬかるんでいる歩道に木柵を使った整備を行ったりしました。

これにより、安全に歩けるようになっただけでなく、土が流れてしまうのを防ぐ効果も期待できます。

また、10月28日には座学での勉強会も開催しました。

山を守る大切さや他の地域での取り組み事例について学び、隠岐ならではの保全方法についてみんなで話し合いました。(写真は、同じ個所の施工前と、施工後の写真です)


参加したみなさんの声

作業や勉強会を通して、参加者からはこんな感想が寄せられました。

「倒木の階段整備をして、隠岐の自然の大切さを改めて感じました。」

「山を歩く人が自然に与える影響について、これまで気づいていなかったことを知りました。」

「近自然工法が環境を壊さずに整備する方法だとわかり、感動しました。」


西ノ島町でもワークショップが行われました

実は、このワークショップと連動した取り組みが西ノ島町でも行われています。

11月1日から3日の3日間、西ノ島町主催で「摩天崖歩道整備ワークショップ」が開催されました。こちらでも近自然工法を学びながら、地元の方々が協力して歩道整備を行いました。


自然を守る一歩をみんなで

今回のワークショップを通じて、多くの方が隠岐の自然の価値に改めて気づき、守っていこうという思いを共有することができました。

このような活動を続けることで、隠岐の豊かな自然を未来に繋いでいきたいと思っています。

これからも地域のみなさんと力を合わせて、隠岐の自然を守る活動を進めていきます!