2024.10.01
日本ジオパーク全国大会下北大会に参加しました
2025年8月30日~9月1日、青森県むつ市で開催された「日本ジオパーク全国大会下北大会」に参加しました。
隠岐ジオパークの活動を発表し、全国の関係者と情報交換を行いました。
主な目的は、隠岐の取り組みを全国に広め、他地域の事例を学ぶことです。
環境保全や観光の新たなアイデアを得ることができました。
青森の子供たちのイラストがかわいい「ジオ弁当」
活動報告
1. 口頭発表・分科会への参加
- ハマナスの保全活動の発表 住民と進める「ハマナスおしゃべり会」が注目されました。
- 野生生物管理の分科会 保護と駆除の課題を議論しました。
- 海洋保全の分科会発表 ゴミ問題とジオパークの役割について議論しました。
- 認定商品制度の課題解決について 隠岐地域の課題を共有し、他地域の合理的な運営方法を学びました。
- 地質遺産の保全と販売 販売の倫理と地域との対話の重要性を再認識しました。
- ジオパークとツーリズム 観光を活用した持続性について発表し、他地域から好評を得ました。
2. ポスター発表
天候不良のため参加できなかった隠岐の高校生の発表を代行し、ウルトラマラソンのボランティアTシャツ制作について発表しました。
今後の取り組み
今回の学びを活かし、次の取り組みを進めます。
- 地域住民と協力した自然保全活動の強化
- 海洋ゴミ問題への取り組みの具体化と全国連携の推進
- ツーリズムを活用したジオパークの持続可能性の確立
- 認定商品制度の見直しと改善
- 地質遺産の持続的な利用に向けた対話の促進
地域と協力し、ジオパークの価値向上に努めます。
尻屋崎の寒立馬(かんだちめ)
放牧されている馬で、青森県の天然記念物に指定されています。